原因

ここでは、炭水化物中毒の原因についてまとめてみました。

炭水化物中毒とインスリンの関係

ブドウ糖をグリコーゲンに変化させ、人間のからだにおいて唯一、血糖値をコントロールできるはたらきをもつのがインスリンです。

インスリンの分泌量が異常をきたすと、低血糖症や高血糖症を患い、血中の糖が尿とともに排出されるようになれば糖尿病ということになります。

炭水化物中毒の原因にもかかわっているのが、このインスリン

肥満などが原因でインスリンがブドウ糖をグリコーゲンにする力が弱まると、脳はそれを補完するため大量にインスリンを分泌するよう指令を出します。

すると、どんどんグリコーゲンが増えていきます。しかし、脳や運動で消費できるグリコーゲンの量はしれていますから、のこりは中性脂肪としてからだに蓄積していくことに。

それでも脳は「まだまだブドウ糖が足りない」と、炭水化物を摂取するように食欲にたはらきかけ、いつまでたっても炭水化物を食べてしまうのが止まらなくなるという悪循環から抜け出せなくなります。

通常、私たちが満腹感を覚えるのは、脳に「もうお腹いっぱいだよ」と伝達する物質・セロトニンが分泌されることで起こります。

しかし、炭水化物を過剰摂取するとインスリンの分泌も増加するとセトロニンも分泌されなくなるため、満腹感を得られずに過剰な炭水化物摂取がやまなくなってしまうのです。

ストレスやメンタルなども原因のひとつとされていますが、やはり最大の要因は肥満。肥満を避けることこそ、炭水化物中毒を避ける最大の予防といえるでしょう。

ただし、極端なダイエットも炭水化物中毒を招いてしまうことがあります。

無理して痩せたからだは、一気に失われた貯蓄用エネルギーを取り戻そうと、脂肪を貯め込みやすいからだになってしまいます。

いわゆる、リバウンドというやつです。

断食などの急激な痩身は、そのぶんリスクも高くつきます。ですから、ダイエットするさいは、食事を上手にコントロールしながら段階を踏んで無理なく進めていくことが重要です。